第56回GRS海外協力事業

北朝鮮平和友好使節団
2003年(平成15年)3月


朝鮮対外文化連絡協会(対文協)主催の歓迎夕食会が、羊角島ホテルで開催され、対文協からホンソンオク副委員長(女性)、ハンホナン日本局長、ソンチョルヌ副局長ら幹部が出席した
 


朝鮮赤十字社を訪問、米・小麦粉60トンの送り状と現金5000ドルを、チェチャンクン災害対処及び救援本部長に贈呈、感謝状を受ける

 


水害で幼稚園が壊された開川の児童たち。学用品、電卓、乾パン、バスケットボールなどをプレゼントした

 


第56回・海外救援活動(3次・北朝鮮食料支援訪問団)」GRS一行22名(ほかに現地参加2名)は、医療品、文房具、緊急食料約1トンを携行し成田を出発。中国は東北最大の都市・瀋陽で調達した米30トン、小麦粉30トン(このほか後送で米30トンの合計90トン)の北朝鮮は平壌(ピョンヤン)北玄関主要駅・西浦までの鉄道輸送を確認したのち、一行は15日正午、瀋陽から空路、平壌入り。
16日、北朝鮮赤十字社を訪れ、チエ・ハンフン災害対策及び救援部長に、昨年8月未曾有の水害に遭って全村破損した北部の炭鉱の町・開川(ケチョン市)に「米30トン、小麦粉30トン」を”GRSからの義捐物資”として贈呈。さらに義援金5千ドルも寄贈し、北朝赤十字社からの”感謝状”が五味団長に手渡された。
一行は」18日、日本人として初めてその被災地・開川を訪れ、これらの義捐物資を直接、現地の朝鮮赤十字社開川市支部長キム・チョルホ氏らに手渡したほか開川炭鉱病院、同幼稚園などにも日本から携行していった義損物資をプレゼント。
日朝友好促進に大きく寄与したほか、朝鮮民主主義人民共和国対外文化連絡協会(対文協)などから貴重な意見交換をしたり、米国の情報スパイ船「プエブロ号」の内部を視察したり、北朝鮮の対米、対日、対韓政策の一端を直接耳にした。

●義援金・物資●
米(35トン)、小麦粉(35トン)、乾パン(24缶×60箱)、ノート(1500冊)、ボールペン(2500本)、カラーペン(6000本)、電卓(200個)、サッカーボール(40個)、バスケットボール(30個)、風邪薬(500箱)、胃腸薬(300箱)、たまご図鑑(100冊)、包帯用綿布大箱(1つ)、石けん(100個)、日本人形(3体)、クレヨン(50箱)、画用紙、セロテープ、義援金(5000ドル)

参考:国会タイムズ-1161号




















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