第42回GRS海外協力事業
トルコ難民キャンプ・福祉施設慰問団
1999年(平成11年)5月2日〜9日
キルクラレルにあるアルバニア人難民キャンプにて
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アルバニア人難民キャンプの風景
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20万人の難民が収容されている |
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グローバル・レインボーシップ(GRS)第42回海外協力事業は、五味武理事長(本紙会長)を団長に、藤岡弘(俳優)ジョー山中(歌手)ら21名が、去る5月2〜9日の10日間、トルコ・キルクラレルにある、アルバニア難民キャンプへ、トラック3台分の物資を贈ったほか、イスタンブール、アンカラの福祉施設(老人ホーム・孤児園)3カ所を慰問し、それぞれ1000ドルの義援金と物資を、またトルコ赤新月社へ5000ドルの義援金を贈るなど、合わせて300万円相当の物資と8000ドルの義援金を贈った。
●「トルコ風呂」廃止の功労者●
少し前まで日本では、ソープランドのことを、「トルコ風呂」と呼んでいた。なぜトルコなのかは根拠がない。そのためトルコ風呂の名称を使わないように、1980年代、GRS理事長・五味武はトルコ大使・ヌルヴァー・ヌルシー氏やトルコ観光室長・イルハン・オウス氏に頼まれ、渡辺恒三厚生大臣に働きかけ、トルコにとって国辱でもある「トルコ風呂」の名称使用廃止に協力した。今回のキャンプで五味団長は、20年ぶりにヌルヴァー・ヌルシー氏に再会し、あたらめて日本とトルコの親善を確認したというエピソードがある。
参考:国会タイムズ-1108号 |